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広告を出す時に何よりも一番早く決めること

執筆者の写真: 小林 圭小林 圭

更新日:2024年12月20日

3Mというのは、

もう分かってもらえたと思いますが、


少しおさらいしたいと思います。



3Mとは


Message(メッセージ)

Market(マーケット)

Media(メディア)


のことでしたね。


そして広告を作るときに

大切なのは、


この順番だとお伝えしましたが


じつは・・・


この3Mより先に決めることがあります。


それは



to  who(誰に)



ということです。


to whoとは、

ターゲットを

ひとりにまで絞り込む事です。


これを

『ターゲティング』

とも言います。



『〜のような人』


と言う曖昧な感じではなく


『この人』


とハッキリ決め切る事が重要です。


このターゲティングをすることで、

3Mがよりチカラを

発揮しやすくなります。


それでは

美容院の宣伝で例えてみましょう!




to who(誰に)


「35歳の○○さん。

 来年の4月に子どもが幼稚園に入園。

 悩みは最近増え始めた白髪・・・  」


このように個人を特定し、


次に、この○○さんへ向けた

メッセージを作っていきます。


悩みは増えてきた白髪なので、

周りに染めたと気付かれないような

ダメージレスの白髪染めをすすめてみます。



「そろそろ

 白髪が気になりだしたあなたへ・・・

 

 染めても地毛になじむ!

 

 違和感なしの

 ダメージレスカラートリートメントで

 周りと差をつけませんか?     」



などのメッセージを作ります。



では次はマーケットです。


ターゲットは35歳の女性で、

来年の春に

子どもさんが幼稚園へ入園する。


とのことなので、


幼稚園の入園準備が

すべてそろう地元のデパートで


そこには

どんな広告があるか。


をリサーチします。



○店内の吊るし広告

○貼り紙チラシ

○掲示板

○フリーペーパーのラック…etc

 


探してみると

デパート内には様々な広告があることに気が付きます。



最後にメディアです。

いろいろな状況を想像して

適切だと思う媒体を決めます。


「○○さんは近所のママ友と

 女子会ランチをするときに

 フリーペーパーで場所を

 探していたなぁ・・・   」


そして、


リサーチしたデパートに

このフリーペーパーが

置いてある事を確認します。



そこに!!

適切なタイミングを組み合わせます。



すると…




 

 白髪が気になりだした入園式をお控えのあなたへ〜


のようなメッセージを作り



 増え始めた白髪を自然に染める

 トリートメントカラーのキャンペーンを


 35歳くらいの女性が

 よく行くデパートにも置いてあり、

 よく手に取って見ている


 フリーペーパー

 

 幼稚園の入園に合わせて3月に

 広告を打ち出そう!!



となります。


これがマーケティング的な

広告宣伝の基本的考えです。




しかしこのような話をすると



『こんな広告出したらその人しか

 来てくれないじゃないか!!』



こんなふうに言う人がいます。


誰もがたくさんのお客様を集客したいと思い、

広告宣伝するわけですから、

無理もありません。



しかし

よく考えてみてください。


○○さんと同じような悩みを抱えている人は

世の中にたくさんいるのです。



このような内容の広告を打てば


同じ悩みの人が、

必ず反応するとは限りませんが、

○○さんと似た状況の人には

少なからず刺さりやすいです。


逆に多くのお客様を集客しようとして

皆さんに響くようなメッセージを書くと

内容が薄くなり結果的に誰にも刺さらず

結果的に全く集客ができない。


という状況に陥ります。


to who

からメッセージを作ると

不特定多数の人たちに

メッセージを発信するより


はるかに反応が取れるんです。



騙されたと思って

ぜひ1度試してみて下さい!!

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