なぜ「正しいこと」を言っても、人は動かないのか?
- 小林 圭
- 6 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは!小林です。
「ちゃんと説明したのに、わかってもらえなかった」
「正論を伝えたのに、相手が納得してくれない」
そんな経験、ありませんか?
それもそのはず。
人は“正しいこと”では動かない。
“納得したとき”にしか動かないからです。
説得とは「自分のために動きたくなる理由」を渡すこと
たとえば、
こんな場面を想像してください。
あなたが誰かに、
ある商品をすすめるとします。
でもいくらメリットを並べても、相手は首をかしげるばかり。
そんなとき――
「これを使ってる〇〇さん、前よりもストレス減って笑顔が増えたんですよ」
と伝えたら、相手の表情が変わる。
これは、
情報を詰め込むのではなく、“心の奥にある感情”に触れたから。
説得・納得に効く3つの話術
① ストーリーで語れ
人は事実より、物語に心を動かされる。
「私も同じだったけど、こう変われた」「昔は失敗ばかり。でもある出会いで変わった」
ストーリーは、相手を“感情で納得させる”最強の武器です。
② たとえ話でイメージさせろ
難しい話は、身近なたとえで一発。
「この商品、たとえるなら“靴の中敷き”です。表に出ないけど、あるだけで毎日が快適になるんです。」
具体的なイメージが湧いた瞬間、
相手の脳は「理解したつもり」になる。これが納得への入り口です。
③ 相手の“価値観”に合わせて話す
同じ内容でも、「その人が大事にしてるもの」に触れた瞬間、説得力は爆発します。
たとえば…
「安心が大事」な人には →「失敗しないようにサポートが万全です」
「結果が全て」な人には →「3ヶ月以内に売上アップした実例があります」
自分の中の“正しさ”で押さない。相手の“正しさ”に寄り添う。
それが、説得ではなく**“納得”をつくる技術**です。
正論は、刃物になることがある
だからこそ、必要なのは「心に届く話し方」。
言葉の力は強力です。
使い方を間違えれば、相手の心を遠ざける。
でも、正しく使えば
人の心を、静かに、そして確実に動かせる。
好評であれば「断られない話の組み立て方」も紹介しますね!
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