相手に欲しいと言わせる。営業の裏ワザ、SPIN話法
- 小林 圭
- 5月23日
- 読了時間: 2分
こんにちは!小林です!
営業が得意な人って、
口がうまいわけじゃないって知ってましたか?
実は…
質問がうまいんです。
なぜなら、
人は“言われたから動く”んじゃなく、
“自分で気づいたとき”に動くから。
そんな「気づかせる技術」の中でも最強と
呼ばれるのが――SPIN話法です。
SPINとは?
これは、相手に自然と
「欲しい」「必要だ」と思わせるための、
4段階の質問テクニックです。
それぞれの頭文字を取って、S・P・I・N。
①【S】Situation(状況質問)
まずは、相手の今の状況を知る質問。
「今、どんな方法で集客してますか?」「普段、どんなお客様が多いですか?」
ここでは売ろうとせず
、事実を整理させてあげることが目的です。
相手にとっても、“自分の現状を客観視”できる大事な時間になります。
②【P】Problem(問題質問)
今のやり方にどんな問題があるか、気づかせる。
「うまくいっていない点ってありますか?」「悩みはありますか?たとえば予約が安定しないとか…」
ここでようやく、相手の“痛み”が表に出てきます。
③【I】Implication(示唆質問)
その問題を放置すると、どうなるかをイメージさせる。
「そのままだと、売上ってどうなりそうですか?」「もしこのまま新規が増えなかったら、どう感じますか?」
ここで不安を言語化させることが、感情を動かすスイッチになります。
④【N】Need-Payoff(解決質問)
解決できたら、どうなるかを想像させる。
「もし毎月安定して予約が入るようになったら、どんなことができますか?」「悩まずに済むようになったら、気持ち的にどうですか?」
ここで初めて、希望の未来に光を当てます。
しかも、それは「あなたが言ったこと」ではなく、
相手が“自分の口で”言ったこと。
だからこそ、
心の奥から「やりたい」「変わりたい」と感じるのです。
売り込まない。気づかせる。だから動く。
SPIN話法は、強引に売り込む技術ではありません。
相手の内側から「動きたい」と思わせる、
静かだけど強力な武器です。
使える人と、
知らない人では世界が変わります。
もう、あなたは“知らない側”ではないですね!
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